The Best of Japan
昨日に続いて日本対キューバ見てきました。
もちろん、現場に行けばそれなりに盛り上がるんだけど野球の場合いまひとつナショナルチームというのがしっくり
きません。なぜかと言えば(散々あちこちで言われてることですが)
① この人選がThe Best of Japanではない。
② チームとして集められただけで、まだチームとして有機的な結合がされていない。
「The Best of Japan」ではないというのは1チーム2名までという制約によりベストの人材が集められないしポジション
にも偏りが出て普段守ってないポジションを守る選手が出てくるという弊害も生みます
野球は団体スポーツです。もちろんプロのトップクラスのメンバーを集めたのですから、それなりの適応力はありますが
2日間見た限りでは、まだ”チーム”と言えるには程遠く随所にちぐはぐな印象を受けました。一体感と言うのは守備の連携
だけではなく攻撃の際にも試合の状況、お互いの力量や役割によって助けたり助けられたりというのがあります。昨年の
秋のアジア予選では多少の合宿期間があったのと、何よりも長嶋という絶対的な求心力が有った為にまだ一体感がありました。
今回はシーズン中でぶっつけ本番だったので無理もありません。これは先ほどの人選同様選ばれた選手にはなんら責任はありません。
実は同じことを前回のソルトレイク冬季五輪でのアイスホッケーカナダ代表に感じました。メンバーは超豪華、年俸合計
50億円のスター軍団と言われてのに予選ラウンドで格下相手にまさかの黒星、予選突破すら最初はあやぶまれました。
その負けた試合をTVで見ましたが確かにちぐはぐな印象でした。ところが、やっとの思いで勝ち上がり決勝のアメリカ戦で
見たチームはまさにチームなっていて、アメリカを破り金メダルを取ったのです。
日本も予選ラウンドで戦うにつれ有機的な結合をして金メダルを取ることを願っています。
(しかし中畑監督代行ってのはねぇ...)
キューバは予想以上に強いです。いいチームです。決して金メダルは楽ではないでしょう。
今日は久保(松下電器)と手島(日本石油)が見られたのが収穫でした。
ドラフトで久保は上位、手島は下位指名かな、今日の印象では。
私見ですが、オールプロのドリームチームも面白いのかもしれませんが、オールアマチュアで一人一人の技量は足りなくても
それをお互いにカバーしあって戦うというのも面白いと思うんですが、どうなんでしょう。
(キャプテン、プレイボール現役世代の幻想でしょうか)
ダブルユー仮想セカンドアルバムに続いて、第2弾:コロラド・ゴロッキーズが選ぶオールアマチュア日本代表なんてのを
考えてみたいと思います。
今日は大リーグのオールスターでした。この話題は明日書きたいと思います。
東京ドームから家に帰ったらアマゾンから「The Best of Japan」のDVDが届いてました。 (つながった)