起源

日本の2リーグは戦後1リーグが分裂して同時に出来ましたが、アメリカの大リーグはまずナショナルリーグが1876年に
誕生し、現在のアメリカンリーグは1901年に始まっています。今でこそ共存共栄の2リーグ並列ですが当初はむしろ敵対
関係のような感じだったとの事です。したがって第一回のオールスターが始まるのは2リーグになってから随分後、
1933年の事です。


余談ですが、今の2リーグを含め公式に大リーグと認識されているのは6つあります。(追加トリビア
The American Association 1882-1891
The Union Association 1884
The Player League 1890
The Federal League 1914-1915


さてそんなオールスターはなぜ始まったかと言うと「一通の手紙」からだといわれています。
当時両リーグはまったく別の団体、FA制度もなく、交流試合なんて夢の夢。
シカゴに住むある少年が夢を手紙に託して新聞社に送りました。「カール・ハッベルが投げて、ベーブ・ルースが打つ
対決が見たいです」今で言えば、「松阪対高橋由」とか「上原対小笠原」とかでしょうか、ここからオールスターが
始まりました。