ツーツーツーツ ト ツツー

Gorokies10022004-06-02

もう話題沸騰という感じのWのデビューアルバム“デュオU&U”。
選曲がすべて昭和女性デュオのカバーという事で、曲目を見た時からわくわくでしたが、期待を
裏切りませんでした。
みなさん色々書かれてますがアイドルポップスを聴いて20+X年のヲジサンとしては一言
物申させて頂きたい。

全般的に原曲に忠実に作られ、あまり変にいじってません。「サウスポー」や「白い色〜」あたりは
ボーカルもよく似ています。「白い色〜」の“♪ふるさとのあのいっと(人)の〜 あのいっと(人)の〜”という部分は
ベッツイ&クリスの舌足らずなところクリソツです。


そんな中で私のベストトラックは「センチ・メタル・ボーイ」と「恋のインディアン人形」。
「センチ」はキララとウララのデビュー曲。ハードなテクノ調のアレンジそのままにさびのハモリがたまりません。
夏のツアーで、この曲を歌いながら縦横無尽に2人がステージを駆け抜けたらもう撃沈間違いなしです。
キララとウララについては1991年にビクターからリリースされた「スーパーおたくバイブル」というオムニバス
アルバムのライナーノートに解説が書かれています。 てか、書いたの私です、すみません。思えばCDのライナー
書いたのこれが最後でした。千奈美に某イワキリ氏も3曲ライナー書いてます。



「インディアン人形」はオリジナルはリンリンランラン。香港出身で70年代半ばに活躍(?)していたデュオ。
シングル3枚しか出していないのに記憶に残ってるのは、「♪リンリンランラン瑠園っ〜ん」のコマーシャルのせい?
(瑠園という中華レストランのコマーシャルです。多分東京ローカル)
サウンドが黒っぽいですよね〜、元々はGladys Knight & The PipsのI’ve got to use my imagination のパクリ
間奏のところはIssac HayseのTheme from Shaftから頂いてます。でもそれが見事にこなれてます。
これの曲は是非インディアンの羽飾りをつけてコンサートでやって頂きたい。


次にくるのが、渚の「・・・・・」、「淋しい熱帯魚」、「Give Me Up」
数あるうしろゆびの名曲の中でこの曲できましたか。
「象さんのすきゃんてぃ」キボンヌだったのですが、まあそれはセカンドアルバムで。
実は先日、ゆうゆBOXを買ってしまいました。はたPさんごめんなさい。(別に謝る事ないのか?)



最後に意外に気に入ってるのが「かけめぐる青春」。
アレンジかっこいいですね、まるでハルオフォンの電撃的東京みたい。原曲もこうなんですか?
いや原曲はもちろん知ってるのですが、TVやラジオで聞いたことはあってもレコードやCDでちゃんと聴いた事は
無いので、どんなアレンジかおもいだせないんです。
なんせ、女子プロレスの2人組ですから、今回のアルバム15曲のオリジナルの売り上げに占める男性の売り上げが
一番少ない曲だと思います。



というわけで、かっこ、とじ!とじ!